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こんにちは、Takuです。

 

今回は、オールドレンズファンなら必ず、また写真が好きな方でも一度は耳にしたことがあると思われるレンズ、”Helios(ヘリオス)”をレビューしていきたいと思います。

 

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“ MC Helios 44M-4 58mm f/2 ” 

 

詳しい技術的なことや歴史的な背景のことなどは、他のサイトに譲るとして、今回は、私自身がヘリオスを使用して感じたことを中心に紹介していこうと思います。また、この記事のために撮り下ろした、ヘリオスが表現する「春」の写真たちを、皆さんにご覧頂こうと思います。

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  • NikonのFマウントとM42マウントの相性

Nikonユーザーの私の場合、補正レンズ無しM42マウントアダプター(http://amzn.to/2oRwkGW)をかまして、レンズを装着しています。この際、問題になるのは、各マウントのフランジバック距離の違いにより(M42のフランジバック距離:45.5mmに対し、Nikon Fマウントのフランジバック距離:46.5mm)、M42マウントのヘリオスを装着したFマウントのNikon機は、無限遠で撮影することができないという点です。そして、この問題を解決するためには、補正レンズ有りのマウントアダプター(http://amzn.to/2oNCJpA)を購入する必要があります。私も、実際に購入してみましたが、本体のレンズにもう一枚余計な補正レンズを加えることで、ややソフトフォーカスがかかったような写真になり(補正レンズ有りマウントアダプターの性能差や個体値の差によるところもあると思いますが…)、実際の撮影ではヘリオス本来の性能を引き出すことができないと判断したため、導入を断念しました。

 

  • ヘリオス x ニコン機の使い道は?

その結果、私のヘリオスの使い道としては、街に繰り出し、人や動いてるものを撮影するためのレンズではなく、これからご紹介するようなヘリオス独特のボケや描写を生かした、主に花々を撮影する為の専門レンズとして使用しています。そのため、これからご覧頂く作例は、全て花の写真のみ。私が持つNikon機とヘリオスの組み合わせは、花々な咲き誇る春、また緑が映える夏の季節にぴったりなコンビネーションと言えますね!

 

  • ヘリオスでの撮影作業は?

撮影する際は、すべてマニュアル操作。しかしながら、f値は、絞り開放のf/2固定。なので、周りの状況に応じてシャッタースピードを変更し、ファインダーに表示される露出計を見ながら、適正露出を決めて撮影するというような作業フローになります。ピント合わせももちろんマニュアル。多少、リングが重い印象がある為、素早いフォーカス変更は難しいかも。

 

それでは、春の写真と共に。ヘリオスの魅力を発見していきましょう。

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ヘリオスの魅力①

  • バブルボケやグルグルボケの描写がすごい!

 

ヘリオス一番の魅力で、オールドレンズファンからの支持を得る理由は、やはり綺麗なボケ具合でしょう。まずは、いくつかの作例をご覧下さい。

 

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なかなか言葉で表現するのは難しいこの世界観。最初の数枚の作例で、ヘリオスの魅力に気づかれた方も多いはず。被写体を引き立たせる、このボケ具合。素晴らしいです。

 

複雑に入り組んだ”ボケ”の表現、まるで美しい万華鏡を覗いてるようです。

 

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限られた条件下で発生するバブルボケも、ヘリオスの魅力の一つ。しかしながら、綺麗なバブルボケを作り出すのも、経験値が必要。試行錯誤を繰り返しながら、理想のバブルボケを目指してシャッターを切り続けます。

 

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緑も広がるこれからの季節、森や林のなかで撮影すれば、バブルボケが発生する確率が高いですね!

 

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ヘリオスの魅力②

  • ヘリオスでの作品作りは、まるで一枚の絵画を描くよう!

 

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光の入り方を考え、オールドレンズ独特のフレアやゴーストがどのように出るか、試行錯誤するのも作品作りの醍醐味。

 

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比較的、色の写りが淡白に写るのが、ヘリオスの印象。編集作業では、どの色をどのように表現していくか思考するのも、実に面白いです。

 

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こうして仕上がった一枚の作品は、ただの一枚の写真ではなく、洗練された一枚の”作品”水彩画や油絵のようです。

 

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被写体をどこに置くか、残された空間をどのように使うか、また光とのコンビネーション、ヘリオスは撮る人の想像力を掻き立てる素晴らしいレンズです。

 

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最後に、私がヘリオスを購入する際に参考にしたサイトを紹介して終わります。

写真家のJonas Dyhr Raskさんのウェブサイト「jonasrask|photography

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今回の、”【レビュー】Helios 44M-4で写す「春」の季節。”、いかがだったでしょうか?

 

ヘリオスやオールドレンズに興味をお持ちの皆様の購入欲に、ひとつ背中を押す記事になれたなら幸いです。

 

今回も一読して頂きありがとうございます。次回もお楽しみに。

 

Taku

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